こんにちは、いつき広報部です。
今回は特殊詐欺についての寸劇（第2段）を披露させていただきました！
特殊詐欺は、デイサービスセンターいつきのある三重県四日市市でも多発しています。
そのためご利用者様が詐欺の被害に合わないよう、寸劇にて注意喚起をさせていただきました。
ある日、ひとりの高齢者女性の自宅に一本の電話がかかってきます・・・
高齢者女性は電話の第一声に「ゆうたかい？！」と実の息子の名前を言ってしまいます。
息子を名乗る者からは「ゆうただけど、風邪気味だから声が変なんだ・・・」「電車や病院などで鞄をなくした・・・」などと嘘の供述をしています。
息子を名乗る者は、この電話は会社の携帯や上司の携帯から掛けている、などといって電話番号を登録させます。
犯人グループの別の人間が警察や息子の上司などと名乗り、再び電話を掛けることで、鞄を失くしたことが事実であると信じ込ませます。
そして息子と名乗る者から「鞄は見つかったんだけど、会社の小切手がなくなってしまって・・・
今日は会社の大事な契約の日で、どうしても500万円が必要なんだ」
と高額な現金を要求してきます。
「あなたの息子が周囲に迷惑をかけている」と高齢者女性にアピールし、「お金さえあれば息子を助けることができる」という心理状態に追い込みます。
偽息子であることが高齢者女性にバレないよう、会社の上司がお金を取りに行くと嘘を付きます。
このような巧妙な手口で高齢者の皆様の優しさに漬け込む詐欺が多発しているのです。
完成度の高い寸劇にご利用者様も真剣な眼差しでご覧くださいました。
寸劇の終わりに実際に詐欺の電話が掛かってきたことがある方を伺ったところ、複数名いらっしゃいました。
ご利用者様は実際に電話が掛かってきたとき、電話に出ないようにする、直接警察や市役所の職員に聞くなどの対策をされているとのことでした。
その他にも・・・
・家族の名前を出さないこと
・自分は騙されないと思い込まないこと
・ご家族と普段から詐欺の対策について会話をすること
・家族にしか分からない合言葉を決めておくこと
・留守番電話に設定しておくこと
などが対策としてあげられました。
今回の寸劇を通してご利用者様に特殊詐欺の防犯意識を高めていただきました。
日頃からの対策を通して未然に被害を防いで参りましょう！
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